原発予定地
現地との交流



原発予定地見学

原発予定地近くの町、ジュパラの子供たち。
外国人がめずらしいのかよく笑っていた。
大人がきて、マレーシア?と聞いた。


原発予定地近くのシンガポールビーチの漁船。

 31日早朝、中部ジャワの州都スマランに到着し、数台の車に分乗しジュパラを経由し、中部ジャワ北部のムリア半島の原発予定地を見学した。しかし、現地の軍と警察の監視がきびしく、このような目立つ形で入ったため現地の人々との交流は避けた。


シンガポールビーチで記念写真。

 この後さらに長時間バスで移動し、中部ジャワ南部のソロに到着。この日は前日からバスに乗りっぱなしで、疲れ果てての到着だった。
 ソロは、郊外の自然にかこまれたコテージ式の素敵な宿泊会議施設で、ゆっくりくつろぐことができた。



ソロでの交流

ソロでの集会。左上の写真はスハルト大統領。
こういった施設には普通に飾られている。

 8月1日午前中、ソロの施設で、集会が持たれた。この間、交流の多い中部ジャワの様々な活動家も集まり、再会を喜び合った。
 この集会では、タイからの報告の他、原発予定地近くの住民からの軍や警察の監視が厳しいことや、まやかしの宣伝が行われる中での困難な活動の様子など切実な報告があった。
 今回、ノーニュークス・アジア・フォーラム・ジャパンから、中古のFAX4台を持っていっており、(重たいのを関西のメンバーがえっちらおっちら運んでいったのよ。)この日に中部ジャワの4ヶ所のグループにそれぞれプレゼントされた。
 これまで、インドネシアでは、互いのグループ間でも連絡がとりずらかったのだが、これですばやく情報交換ができると喜んでもらえた。


この日の食事。BASO(肉だんご)入りラーメン。
バソと呼ばれる肉団子と油揚げが入っている。
上にかけられている茶色いのは玉ねぎを炒めたもの。
右に差し込まれているのは、クルプック
(えびせんべい。かっぱえびせんみたいな味がする。)
クルプックは、手にもって食べたりする。
食感的には、天ぷらうどんの感覚だ。


現地の人に話を伺っている。
後ろに見えるのは、プランバナン
(ヒンズー教の寺院跡)

 午後は、海外参加者が10個くらいのグループに分かれ、ワゴン車で移動し、各地のグループに交流をしに出かけていった。中でもボヨラリのバイオガスの普及を行っているNGOを訪問したグループは、のんびりした農村の風景に感動し、こころよい交流を行ってきた。

 夜、各ワゴン車はそのままジョクジャカルタに集合した。




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