1月13日(月)午前8時頃から、大阪市北区大淀中1丁目梅田スカイビル(空中庭園のあるビル)の前で、12名が東芝大阪支社へ出勤途中の人たちに向けて、台湾への原発輸出に反対するビラまきを行い、用意した約2000枚のビラを配ることができました。
ビラまきに参加した一行は「せっかくここまで来たのに、空中庭園にあがってみたかったなあ」「おまえは何しにきたんや?」などとつぶやきながら9時に移動しました。
午前11時頃から、大阪市住之江区の日立製作所関西支社を尋ね、1階応接室にて総務部庶務課長の浅野氏と他1名の方と話をすることができました。そこでわかったことは、次のようなことです。
関西支社の電力事業部火力・原子力部門は受注がないため開店休業状態である。原子力の担当者は東京の本社におり、関西支社総務部庶務課長としては原発について責任を持った話のできる立場にはない。
日立が台湾に原発を輸出する計画があることも、新年早々に「電気新聞」で社長がこれからの事業展開について語っている中で台湾への原発輸出計画について語っていることも知らなかった。
社員教育を受け、原発は安全であり、我が国のエネルギー問題を考えても必要であると信じており、反原発市民団体の人と話しをしても平行線にしかならずお互いにとって成果がないと思っている。
PL法やこの不況下における経済情勢の中でこれまで以上に消費者の意識に敏感にならなければ、どの企業もビジネスを展開していくことはできないとおもわれるのだが、日立グループはそのような意識が欠けており、マーケティング・リサーチや製品ポートフォリオについての認識が甘いと思われる。
関西支社総務部庶務課長は、消費者からのクレームを東京本社に伝えることに消極的な態度を示した、
私たちは、アポイントメントもなしに突然訪れた失礼をわびて、次回はアポを取ってから伺うことを約束し、12時を回った頃、日立製作所関西支社を後にしました。駅までの間に、ちょうどいいところに広い公
園があり、そこを抜けていく途中で、春にはここで花見大会をしながら、ハナ(金)の勤め帰りに日立のOLさんたちにも気軽に参加してもらって語り合える場を設けられるといいなあと思いました。桜前線が大阪に訪れる頃、うまい酒や十八番の歌を持ちよって、金曜日の夜に夜桜見物の集いに参加しませんか?
(関義友)