■最近の新聞報道など
楊貴英さんが見せてくれた最近の台湾での新聞報道などを紹介する。
これは塩寮付近の小学校で配布されている電力会社のパンフレット。第四原発から320キロメートル以内に活断層はない、などと書かれている。320キロというと、今回の地震の震源地にも及ぶ範囲で、もちろん大ウソ。
この2枚は第一原発と第二原発の中間の場所で、地震の後、温泉が噴出したというニュース。以前にもここからは温泉が噴出したことがあり、その際は多数の死傷者が出た。
こうした噴出が原発内でおきればどういったことになるのか、と住民が不安を訴えている。
民間の発電所に対して、緊急命令が適用される見こみという内容。
これは東海村の後の日本の小渕総理の談話。日本は資源が不足しているので(貧乏という字を使っている)原発は必須であり、今後も続けていくという内容。
地震のあと、地形が変形して80万平方メートルの土地の再調査が必要になった、という記事。
9月1日に第一原発付近で廃棄物を運ぶトラックがサイドブレーキを引いていなかったために、坂道をバックして小川に転落し、放射能もれがおこったという記事。かつ発表が遅れたという。