リーフレット紹介

アジアに反核の輪を！

NO NUKES ASIA FORUM JAPAN 　 〒544-0033 大阪市生野区勝山北1-7-28 TEL&FAX ０６−７１２−９９５５ 郵便振替：00130-3-711690 口座名：ノーニュークス・アジア・フォーラム

What's NO NUKES ASIA FORUM ?
（ノーニュークス・アジア・フォーラムってなに？）

　ノーニュークス・アジア・フォーラムは、韓国の反核運動からの提案ではじまりました。1993年、日本で第１回フォーラムが開催され、アジア８か国（韓国、台湾、フィリピン、インドネシア、タイ、マレーシア、インド、日本）から反核の運動をしている人々が集いました。そして、核兵器も原発もないアジアをつくるために協力していくことを約束しました。
　1994年には第２回フォーラムを韓国で、翌1995年には第３回を台湾で開催しています。

　ノーニュークス・アジア・フォーラムは、非核を求めるアジアの人びとのネットワークづくりを目的としています。年に１回各国持ち回りでフォーラムを開催し、情報交換を行っています。また、核被害とたたかう地域住民と交流し相互理解を深め、ぞれぞれの運動を支援しています。
　また、今後はアジアの反核情報センターといった役 割もはたしていければと考えています。

ノーニュークス・アジア・フォーラム・ジャパン
●日本実行委員会●

　ノーニュークス・アジア・フォーラムの日本での活動は『ノーニュークス・アジア・フォーラム・ジャパン（ＮＮＡＦＪ）』が行なっています。
　日常的には、関東と関西で実行委員会を持ち、各地域での活動をしています。
　この実行委員会には誰でも参加することができます。年１回の国際フォーラムへの参加、ニュースレターの発行、関連したシンポジウムの開催、抗議行動などをここで立案・企画・実施します。

アジアに拡がる核
今、アジアに反核の輪を！

核は、核兵器という軍事利用と原子力発電などの非軍事利用という２つの姿で存在しています。
　東西冷戦構造が崩壊した現在、欧米では核軍縮が進んでいます。また、原子力発電は経済的に見合わない、安全性の確保が困難などの理由で新規の建設はほとんどない状況です。
　ところが、経済成長の続くアジアでは、工業化にともなう電力需要の伸びを理由に原発建設計画が相次いでいます。また、欧米先進国で頭打ちとなった原発の新たな市場としてターゲットにされています。

アジアで、核兵器の保有を表明しているのは中国だけですが、インドとパキスタンはすぐにでも核兵器を製造する能力があり、台湾もかつて核兵器開発を試みたことがあります。北朝鮮の核疑惑騒動はまだ記憶に新しいところでしょう。
　そして日本は、表向きは核廃絶を唱えながらも大量のプルトニウムを保有し、高い核開発能力を持っています。かつて日本に侵略されたアジア諸国は、日本の軍事大国化には敏感であり、日本が核武装するのではないかと危惧しています。

現在、アジアで稼働している発電用原発は８０基以上にものぼり、建設および計画中のものは６０基以上もあります。
　原子力発電の推進においては、日本はアジア諸国のリーダー的役割を果たしています。５０基もの原発がこの狭い国土にひしめき、さらにはこの危険な原発を輸出しようと、官民一体で積極的にアジア諸国への売り込みと協力体制づくりを行っています。そして、こうした電力の確保は、結局安い労働力と資源を求めて他のアジア諸国へ進出する日本など先進国企業のニーズであることも忘れてはなりません。
　このようにアジアの国々に原子力発電という非軍事利用の形で、実際の核拡散が行われていくことになるのです。このような状況を私たちは憂慮しています。

１９９６年
インドネシアで
第４回フォーラムを開催

　1996年には、インドネシアで第４回フォーラムが行われる予定です。

　現在インドネシアでは、中部ジャワのムリア半島に合計700万kWの原発を建設する計画があります。91年から関西電力の子会社NEWJEC 社が、日本輸出入銀行などの融資を受けて事前調査を実施しており、年内 (96年) の完了とともに国際入札が行われるとされています。これに対しては、日本の三菱重工とウェスチィングハウスの連合体を始めとした各国の原子炉メーカーがすでに売り込み合戦を開始しています。
　しかしそれに対抗して、原発建設に反対するインドネシアの環境保護団体や地域のグループなどが「ＭＡＮＩ」というネットワークを結成しました。
日本でもこの問題に集中して取り組むための「ストップ原発輸出キャンペーン」が生まれ、彼らと協力・連携して具体的なアクションを行っています。
　インドネシアの原発反対運動は、いよいよ重要な時期に入ってきました。そのような中で今年、インドネシアでのフォーラム開催となります。今までに増してノーニュークス・アジア・フォーラムの役割と成果が期待されているのです。

サポート会員募集中！！

　ノーニュークス・アジア・フォーラムの活動はサポート会員の皆さんの会費によって支えられています。ぜひ、会員になってノーニュークス・アジア・フォーラムの活動を支えてください。会員の方には、『核も原発もいらないアジア・フォーラム通信』（年６回程度発行）をお送りします。

サポート会員

年会費　3,000円

維持会員

年会費　10,000円

郵便振替

00130−3−711690

口座名

ノーニュークス・アジア・フォーラム

実行委員会に参加しませんか？

　行動したい方、アジアに関心のある方、仲間づくりや交流をしたい方、どうぞ実行委員会（月１〜２回）に参加してください。
　することはたくさんあります。また、フレッシュなあなたのアイデアも大歓迎です。それらが本当に非核の実を結ぶかもしれません。
　私たちとともに活動し、アジアに反核の輪を拡げましょう！
　詳しくは事務局まで気軽にお問い合わせください。

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