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第5回ノーニュークス・アジアフォーラム開催のお知らせ
非核フィリピン連合(NFPC)


注:この項目ではNo.27号の通信の内容を
そのまま掲載しています。したがって、この
内容はフォーラムが行われる前に予定とし
て発表されたものであるため、実際の日程
とは異なっている場合もあります。ご了承く
ださい。

  非核フィリピン連合は、1997年8月31日から9月5日にかけて、マニラにおいて第5回ノーニュークス・アジアフォーラムおよび自然エネルギー国際フォーラムを開催します。

  本フォーラムでは、原子力産業や関係諸機関による原発売り込みの標的となっているアジアの国々、少なくとも10カ国からNGOや市民の代表を招いて行われます。

  4年前に日本で開催された第1回ノーニュークス・アジアフォーラムにさまざまなアジアの国々から結集した人々は、アジアを狙う原子力産業の野望を打ち砕き、アジア地域での情報交換や啓発活動を重点的に行う共同戦線を作り上げようとする共通の思いに基づいて強い絆を築き上げました。

  この4年間、毎年各国持ち回りで開催されてきたノーニュークス・アジアフォーラムは、開催国自身が有効な反核キャンペーンを組織していく力を自ら獲得していく好機となってきました。1997年のノーニュークス・アジアフォーラムにおいては、フィリピンの反核運動に焦点を当て、政府や原子力産業に対するより強固な勢力となるきっかけとなればと考えています。

  ノーニュークス・アジアフォーラムは、原発事故、放射性廃棄物の貯蔵とその国境を越えた輸送、健康と環境に対する放射能の影響などに立ち向かう活動家にとって、有効なネットワークへと成長してきています。

 

目的


  1. アジアの反核ネットワークを強化し、他地域または他の国際ネットワークとの協働のメカニズムを模索する。

  2. 原発の問題に関わるNGO,市民運動、団体間の経験交流の場を提供する。

  3. 原発計画を復活させようと画策するフィリピン政府に対して闘っているフィリピンの反核グループを支援する。

  4. アジア地域で強力に原発を推進しようとする原発産業、推進機関などに対抗する、統一された強い立場を確立する。

  5. 原子力発電のもたらす被害、問題、危険性について、アジアその他の人々に教育と情報を得る機会を提供する。

受け入れ及び事務局:非核フィリピン連合 (Nuclear-Free Philippines Coalition)
コーディネーター:コラソン・ヴァルデス・ファブロス
日時:1997年8月31日〜9月5日
会場:マニラ、バターン州モロン及びバランガ
参加者:日本、韓国、台湾、インドネシア、インド、タイ、マレーシア、中国、フィリピン、トルコ、ベトナム、オランダ、アメリカなどのNGOや市民団体の代表
使用言語:英語(日本語通訳あり)

参加については、ノーニュークス・アジアフォーラム事務局までお問い合わせください。

 

日程


日時

プログラム

場所

8月30日(土)

到着
19:00;概要説明。その後、国別ミーティング

 

8月31日(日)

自然エネルギー国際フォーラム

ケソン・シティ

9月1日(月)

自然エネルギー国際フォーラム、記者会見

ケソン・シティ

9月2日(火)

ノーニュークス・アジアフォーラム
*各国報告と行動提起

フィリピン大学
アルムニ・センター

9月3日(水)

分科会(行動提起/決議/宣言文)、全体会
メディアブリーフィング
討論集会と対外活動
文化交流の夜

フィリピン大学
アルムニ・センター

9月4日(木)

バターンへ出発
*バターン原発を見学、現地活動家と交流
屋外活動/現地でのメディアワーク
夜;マニラへ戻る
屋外での「連帯の夜」

 

9月5日(金)

まとめ、帰国準備
閉会(1998年の開催国へ引継ぎ)

フィリピン大学
アルムニ・センター

 

<オプショナルツアー>*希望者のみ

9月6日(土)

フィールド・トリップ
グループ1;クラーク/スービック米軍基地跡へ。
グループ2;カラバルソン地区へ(原発建設候補地に焦点を当てる)

9月7日(日)

帰国 (*必要に応じて、残務処理などの活動)

 


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